相手チームメンバーが復活したら反撃するまもなくやっつけてしまう、しかもこれを繰り返す、 そして相手に反撃する隙を与えない、「チクショーあとで覚えてろ!!」な心境にさせ、 しまいには「もうBFなんかやってられねー」という気分にさせるという、 非常に悪徳な手口であるリスキルを、如何に完璧にこなすかについてのページ。 なお、リスキルをやりすぎてらるるのようにゲーム内での嫌われ者になっても私は責任を取りません。。
BF1942では、敵にやられても味方のチケットと拠点がある限りは何度でも復活できます。復活のことをBF1942では「リスポーン」と呼びます。 ただ、リスポーンできるタイミングは限られていて、それはサーバ側で設定した値(Spawn Wave Time)を基に周期的にやってきます。 また、そのタイミングはサーバ内のプレーヤ全員で共通です。このため、そのタイミングになると皆が一斉にリスポーンします。 このため、あとちょっとというところで敵プレーヤが大量にリスポーンしやられてしまうなんてこともよくあります。
ただ、このリスポーンにはいくつかの特性があります。その特性を利用して、敵がリスポーンした瞬間に一網打尽に倒してしまおうというのがレスキルです。 以下ではそれらの特性を順番に説明します。
プレーヤはやられてから最低Spawn Delay秒(サーバで設定できる値・通常3秒)あとに訪れるリスポーンタイミングまでリスポーンするのを待たなければなりません。
味方殺し時のペナルティもありますが、ここでは省きます。また、リスポーンタイミングの周期は(Spawn Wave Time+5)秒となります(Spawn Wave Timeもサーバで設定できる値・デフォルトでは20秒)。
さらに、リスポーンできるタイミングは1回あたり5秒間続きます。言葉じゃわかりにくいので以下に図を。
これを基に、ストップウォッチ片手にプレイすることでリスポーンタイミングがわかります。敵のわいてくるタイミングがわかるので対処もしやすいと思います。 それのために作った(作ってもらった)ソフトを置いておきます。 ただし、時間制限のあるサーバでは画面右上にある残り時間表記を基にタイミングを読むこともできます。 これを使えば、ストップウォッチを用意する手間もスタートのタイミングを合わせる手間もかからないので楽です。
ちなみに、某クランではリスポーン待ちしているメンバがリスポーンタイミングをTS2上で教えるのが義務になっているだとか何とか。
リスポーンは拠点を選んで行います。で、各拠点からリスポーンしてわく地点というのは定まっています。 拠点によって異なりますが、その地点は1カ所であったり2カ所であったり3カ所であったりします。 また、まだ未確認ですが複数の地点を持つ拠点の場合、地点ごとに確率的にわきやすいところ・わきにくいところもあるようです。 ただし、どこの地点からリスポーンするかは決まっておらず、ある程度ランダム性があるようです。 例えば、トブルクの中間拠点の場合は建物内部の1カ所のみです。バトルアクス枢軸の手前側固定拠点の場合、図の建物内部からリスポーンすることが多いです。 図のちょうど後ろにあるAA周辺からリスポーンすることもありますが、確率的には低めです。
BF1942では一つのサーバ内でプレイするプレーヤに一意の番号がIDとして振られています。 ちょうどタブ押したときに出てくるやつです。これとリスポーンタイミングも関係があります。
上の方ではリスポーンタイミングに皆が一斉に復活すると書きましたが、正確には異なります。 ゲーム内に最大で存在する人数である64人がリスポーンタイミングの間である5秒間かけて順番に復活していきます。このときの順番が、ゲーム内IDの若い順番となります。 つまり、一番若いIDである#0の人と一番最後のIDである#64の人とでは、5秒間もリスポーンするタイミングがずれるわけです。
このIDは、各マップロード時に最も早くロードが完了した人の順につけられていきます(正確には違うようだけど大まかにこれに従ってます)。 BF1942のゲームの特性上、PCのスペックが高い人ほどプレイがうまくなります。で、スペックが高い人ほどロードがすぐに完了します。 つまり、プレイがうまい人ほどIDが若く、比較的早くリスポーンすることになります。 リスポーンの早い人と遅い人では最大5秒も違いが出ますが、比較的最初の方にわいた人を集中して倒してしまえば、 後の方でわく人はプレイがうまくないのである程度なんとでも対処できます。
ちなみに、上記のようにリスポーンする時間にずれが起こるので、公正を期すクラン戦では両チームのIDの若さが同程度になるようあらかじめ調整するのが望ましいです。
リスポーンのタイミング・地点がわかったので、敵がリスポーンする瞬間に備えて攻撃(と攻撃の準備)をしておきます。 大人数サーバでは大量にわくこともあり得るので、機銃やマシンガンでちまちま倒してられません。 爆風を伴う攻撃で大まかになぎ倒し、残りを銃で倒すという流れになります。
戦車や飛行機といった兵器があれば楽ですが常にあるとも限らないので、常にありそうな歩兵の武器のExpPackと手榴弾を主に使うことになります。 ExpPackの場合は、あらかじめ巻いておいて離れて待機、敵がリスポーンしたタイミングを見計らって爆破させればいいので簡単です。問題は手榴弾です。
BF1942の手榴弾は威力が強いため、例えばトブルクなどトーチカ内のみからリスポーンする拠点がある場合は、タイミングよく投げ込んでやれば一網打尽です。ただ、そのタイミングが微妙なのです。 手榴弾は、マウスのボタンを押してからちょうど3秒後に爆破します。なので、基本的にはリスポーンタイミングの3秒前に投げればいいわけですが、実際は1秒遅れほどがベストです。 先に述べたようにゲーム内IDに応じて最大5秒のばらつきがあるので、多少遅らせ気味がいいのです。 また、リスポーン直後は地点と方向を把握するのに時間がかかりその間硬直する人も多いため、遅らせ気味がやはりいいのです。 ただ、5秒のばらつきがあるので、できれば続けてもう1個投げ込んでおきたいところです。 次のレスキルに備える場合は、手榴弾を補給しに行くのではなく、今倒した敵の落とした武器を拾って使いましょう。 わいた直後にやられた敵なので手榴弾はまだ3つとも持っているはずです。
ただ、地点によっては投げ込んだり投げ置いたりできないところも多いです。 その場合、手榴弾を高めに投げ地面に落ちる瞬間くらいに爆破させる、というコツを使えば有効です。 これなら、角度・距離を選ばず敵をねらえます。スターリングラードの鉄道拠点なんかで役に立つでしょう。
やるばかりじゃつまんないので、回避する方法を。
一番大事なのは、リスポーンしたらすぐに動くことです。リスポーン後1秒ほど硬直している人が多いですが、これはダメです。 方向はわからないままでもいいので、とりあえずねらわれているその地点から少しでもすぐに離れるのです。これが第一です。
それでもダメな場合、わざとリスポーンを遅らせる手法を取りましょう。 ゲーム内IDが若い場合、リスポーンタイミングが来るとすぐに復活することになりますが、ここであえてリスポーンする拠点を選ばずにしばらく待っておきます。 リスポーンできるタイミングは5秒間続くので、4秒強ほどたってから拠点を選んですぐO.K.することで、次のリスポーンを待つことなく、またリスポーンするタイミングを少しずらして復活できます。 敵一人がExpPackや手榴弾でレスキルしている場合は、この方法でたいてい回避できます。
それでもダメな場合、例えば複数の戦車に囲まれている場合、自走砲で拠点をねらい打ちされている場合、駆逐艦の砲撃にさらされている場合、 あきらめて他の拠点からリスポーンしましょう。ただし、コンクエストモードで敵側のチケットがジリ貧しているような場合は、 味方の拠点を維持するために、やられ放題であってもリスポーンしてすぐにやられようとも、精神的に耐えてわき続けましょう。 チケットジリ貧はそれだけチーム勝利に影響するものです。
レスキルははっきり言って嫌われます。でもそれだけ強力です。これだけはいわせてください。レスキルは目的ではなくて手段です。 CTFで旗を守る敵兵を減らし持ち帰りやすくするための手段です。コンクエで敵の拠点を奪取するための手段です。あくまでチーム勝利のための手段に使ってください。 味方チームがチケットジリ貧なのに永遠手榴弾スパムはやらないように。マップ確認すらせず、拠点奪回のためにつっこんだ味方すらもなぎ倒している人がよくいます。 やっぱ旗を取ってナンボのゲームなんで。
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